年頭所感 中小企業への3つの応援 「地域の応援」・「企業の応援」・「ヒトの応援」

 <PR・NPOアジア金型産業フォーラム>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

          1月例会 「第14回・金型産業未来塾」
 
       世界的な技術力を持つ「JAPAN金型産業」の生き残りに挑戦    
        ~国際化の中で動き出した金型製造業3社の資本提携~

                             講師 ペッカー精工 社長 小泉 秀樹
             
 金型企業が動き出した。従来から職人集団として、その[金型技術力]は世界的にも評価
されてきた。しかし、中小企業集団である金型産業はグローバル化の変化に対応できる経
営力は、一部の企業を除いて大部分は不足。それがこの国際化の中で大きな課題となって
きた。 
 その中で注目されているのが「アーク」。金型関連企業へのM&A旋風による業容の拡大
を図り今や売上げ規模は3000億円近くにまで膨張している。試作から成形までの中小企業
を束ねて大企業の要望に応えるビジネスモデルを構築した。
 今回、”ペッカー精工・並木金型・日本デザインエンジニアリング”の中小金型企業3社が、
この大きな流れに注目した形で資本提携を図り、やはり”一貫受注体制”による納期短縮、
コスト低減による競争力を高めることを狙う。今回、講師として小泉社長からその資本提携の
経緯・背景・構想・方向性等々について、金型企業のサバイバルを語ってもらいます。ぜひ、
皆さんの参加をお待ちします。
   ★場 所 日本工業大学専門職大学院    
       東京都千代田区神田神保町2-5 TEL03-3511-7591
        http://www.nit.ac.jp/senmon/contents/08access/access.html 
   ★日 時 平成19年1月30日(火)午後6時30分~8時30分  
    ・申込はこちらへ→ http://www.npo-admf.org/pdf/0701.miraizyuku.pdf
   ★参加費 1000円
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<PR・NPOアジア金型産業フォーラム>

◇◆◇◇◆◇◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◇◆◇◇◆◇
       日本最大級の海外格安航空券サイト・イーツアー㈱
             ☆海外出張/ご家族旅行は24時間予約可能☆
www.etour.co.jp/c.php3?cid=IDO&url=/af1/index.html&source=http://www.etour.co.jp
◇◆◇◇◆◇◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◇◆◇◇◆◇

<PR・IDO>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
★知的財産権和英通信文(書籍)
     http://www.ido21.com/ido21/report/htm/hanbai/01.htm
★中国金型工場名鑑 2005(書籍)
     http://www.ido21.com/ido21/report/htm/hanbai/02.htm
★射出金型の問題点及び基礎設計理論(CD-ROM)
     http://www.ido21.com/ido21/report/htm/hanbai/03.htm
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++<PR・IDO>
→ [IDOメルマガの転送はフリーです。企業の情報サービスにお使い下さい。
<過去の「IDOメルマガ」は Web Magazine”金型産業情報”
             URL: d.hatena.ne.jp/kappaketsu で見られます> 

     ■■■IDOメールマガジン■■■<2007.01.13 No.003>
*********************************************************************
        ■★ IDOメールマガジン本号目次★■ 
        
       年 頭 所 感
          中小企業への3つの応援
             「地域の応援」・「企業の応援」・「ヒトの応援」

                             中小企業庁長官 石毛 博行                    
             
 ■情報ファイル■    
    ○1)金型情報Factory
       岸本善男先生といく
        「北京・天津・大連、金型工業視察団」参加者募集
    ○2)中小機構
        「ベンチャーフェアJAPAN2007」開催間近!
    ○3)中小機構
        「知財をめぐる奮闘~経験者に聞く」の開催  
    ○4) 直近の調査・研究レポート集
       ・中小企業景況調査/規模別製造工業生産指数/
       ・2006・2007年度 経済見通し他
*********************************************************************
<年 頭 所 感>

    中小企業への3つの応援
       「地域の応援」・「企業の応援」・「ヒトの応援」

       中小企業庁長官 石毛 博行

 平成十九年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。

◆昨年を振り返りますと、我が国経済は総じて見れば、民需に支えられ安定し
た景気回復を続けた一年となりました。しかし、地域、業種、企業規模により
回復にばらつきが見られ、いまだ厳しい状況にある中小企業も少なくありませ
ん。また、中長期的には人口の減少、国際競争の激化など、構造的に対応が迫
られる課題を抱えております。

 そこで、政府といたしましては、このような状況の下、我が国が安定した経
済成長を実現していくことを目的として、昨年、「経済成長戦略大綱」を取り
まとめました。中小企業は地域活性化の中心的役割を担い、我が国経済の国際
競争力を支える存在であるとの認識の下、この「大綱」に基づき、中小企業の
活性化に全力で取り組んでまいるところです。中小企業庁としましても、地域
中小企業の活性化を図る「地域の応援」、中小企業の発展、事業再生を支援す
る「企業の応援」、起業・再起業を促進する「ヒトの応援」の三つの応援を同
時に推進してまいります。以下、新春を迎えるに当たり、本年の中小企業政策
の基本方針について所感を述べさせていただきます。
 
◆まず、第一の柱である「地域の応援」としまして、地域資源を活用した中小
企業の新事業展開を支援してまいります。地域活性化のためには、従来のよう
に公共事業に依存するのではなく、自立的な発展ができる産業群の育成が必要
となっています。そこで、地域の中小企業の手によって、地域の「強み」とな
る、産地の技術、農林水産品、観光資源などといった地域資源を掘り起こし、
新たな商品・サービスに発展させる取組を総合的に支援します。具体的には、
「中小企業地域資源活用プログラム」を創設し、マーケティング、ブランド戦
略に精通した人材・仕掛人の提供や、産官学連携、農工商連携など従来の垣根
を越えた地域の力の結集、さらに大都市部、海外の市場を視野に入れた取組へ
の支援を行ってまいります。そのため、法律、予算、政府系金融機関の低利融
資や設備投資減税といった各般の施策を総動員し、関係省とも連携しつつ取り
組んでいるところです。

 また、コンパクトでにぎわいあふれるまちづくりを実現するため、昨年改正
されました中心市街地活性化法等に基づき、中心市街地活性化協議会を中核と
して、中小小売商業者等の意欲的な取組を支援してまいります。

◆第二の柱は、中小企業の発展、事業再生を支援する「企業の応援」でありま
す。昨年、高度な基盤技術を有するモノ作り中小企業の発展を支援するため、
「中小ものづくり高度化法」を施行いたしました。本法律に基づき、昨年八月
に、金型、鋳造、めっきなどを合わせた全技術分野で、三百九十九件の研究開
発計画の認定を行いました。認定を受けた研究開発計画について、研究開発支
援である「戦略的基盤技術高度化支援事業」など、様々な支援策が着実に進め
られております。今後とも、今年度の執行状況や中小企業のニーズ等を踏まえ、

制度の充実を図ってまいります。

 また、中小企業の事業再生の施策としまして、全都道府県に設置されており
ます中小企業再生支援協議会を軸に、地域金融機関等の地域の関係者の総力を
結集して中小企業の再生を支援しております。現在までに約一万件の相談があ
り、一千件以上の再生計画が実行に移され、約七万五千人の雇用を確保してお
ります。このような中小企業の再生計画策定支援に対するニーズに対応するた
め、今後も再生計画策定支援の体制強化を図ってまいります。

 さらに、中小企業の資金供給円滑化のために、第三者保証や不動産に過度に
依存しない融資制度の確立を目指します。具体的には、中小企業の保有する資
産のうち、動産や売掛債権を担保として利用する「流動資産担保融資制度」を
推進してまいります。既に、五年ほど前に開始した売掛債権を担保とする融資
については、融資額の累計は一兆円となっており、更なる制度の拡大を進めて
まいります。動産担保につきましても、信用保証協会の保証制度を通じて、積
極的な活用を促してまいります。

 また、政府系金融機関改革につきましては、昨年に「政策金融改革に係る制
度設計」が取りまとめられました。現在、法案策定に向けて具体的な手続を進
めているところですが、制度設計にもある通り、中小企業向け金融機能の根幹
が維持されるよう、しっかりと取り組んでまいります。

 加えて、中小企業の経済活動の活性化のためには税制の役割も極めて重要で
あることから、中小企業の内部留保の充実を図るため、中小同族会社に対する
留保金課税の撤廃を行うとともに、計画的な事業承継を支援するため、相続時
精算課税制度の自社株式特例の創設や種類株式の評価方法の明確化を行います。

事業承継に関しては、これらの措置に加え、その円滑化を支援するための枠組
みと非上場株式等の税制措置について総合的に検討するほか、実務家間の支援
ネットワークを構築するなど、総合的支援策を講じてまいります。

◆第三の柱は、起業・再起業を促す「ヒトの応援」です。すなわち、企業を新
しく起こす、あるいは一度失敗した人が再チャレンジすることを支援してまい
ります。具体的には、まず、中小企業者の早期の事業転換や再挑戦を支援する
相談窓口を全国二百八十カ所に設置いたします。次に、一度失敗している起業
家が門前払いされず融資を受けられるように、政府系金融機関による再挑戦支
援融資制度を創設します。また、民間金融機関による再挑戦者への融資を後押
しするため、再挑戦支援保証制度を設けます。さらに、個人保証に過度に依存
しないよう、第三者保証を求めない保証制度の拡充・徹底や、定期的な財務報
告を行うことなどを条件として本人保証を免除する融資制度の創設・拡充を行
ってまいります。
 
◆以上の三つを柱として、本年も我が国中小企業の発展のため、中小企業政策
に全力を尽くしてまいる所存であります。
 
最後に、本年が中小企業の皆様にとって大きな飛躍の年となるよう祈念いた
しまして、私からの新年の御挨拶とさせていただきます。

                           平成十九年 元旦   

           ◆◆///・・・・・・・・・・・・・・・
                  情報ファイル        
            ・・・・・・・・・・・・・・・///◆◆ 

○1)金型情報Factory
   岸本善男先生といく
   「北京・天津・大連、金型工業視察団」参加者募集
・日  時:   2007年4月8日(日)~4月14日(土) 7日間
・訪 問 地:北京、天津、大連
 (詳細はhttp://www.mold-if.com/news/w-news/2007/01/1001.htmlをご参照下さい。)
・企  画:(有)エム・アイ・エフ(担当:前田利彦「金型情報Factory」編集長)
・参加人員:成田発着 15名(最小催行人員10名)
       関空発着 15名(最小催行人員10名) 合計30名
・参加費用:成田発着
        一般・・・・・\288,000-
       MIF会員・・・\268,000-
      関空発着
      一般・・・・・\278,000-
      MIF会員・・・\258,000-
・募集締切 2007年1月29日(月)

○2)中小機構
   「ベンチャーフェアJAPAN2007」開催間近!

 中小機構では、1月15日(月)~17日(水)の3日間、東京国際フォー
ラム(東京都千代田区)で標記イベントを開催します。ベンチャー企業の開発
した製品や提供するサービスを紹介、出展者と事業パートナー、投資家等との
マッチングを図るほか、多彩なステージプログラム等を行います。入場は無料
(一部のプログラムは事前申込制)。多数のご来場をお待ちしております。詳
細は下記のURLをご覧ください。
vfj2007.smrj.go.jp/
[問い合わせ先]
 ベンチャーフェアJAPAN2007事務局
 電話:03-3524-0785

○3)中小機構
   「知財をめぐる奮闘~経験者に聞く」の開催

 中小機構では、標記のセミナーを「インキュベーション・ウィーク関西」の
イベントとして、1月17日に研究成果活用プラザ京都(京都市西京区)で開
催します。中小企業・ベンチャー企業などを対象に、「元気なモノ作り中小企
業300社」に選ばれた企業経営者が知的財産をめぐって体験談を語るなどの
講演を行います。また、セミナー終了後希望者のみ、会場向かいの京大桂ベン
チャープラザ南館の施設案内を行います。参加は無料。定員は60名。申し込
み方法等詳しくは下記のURLをご覧ください。
www.kkvp.jp/
[問い合わせ先]
 中小企業基盤整備機構 京大桂ベンチャープラザ(北館) IM室
 電話:075-382-1062

○4)直近の調査・研究レポート集

◆第106回中小企業景況調査(速報)(12月27日発表)
www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/index.html

◆規模別製造工業生産指数11月分速報(12月28日発表)
www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kibobetu/index.html

◆中小企業景況調査(2006年12月27日発表)(中小企業金融公庫)
www.jasme.go.jp/jpn/result/keikyoyouyaku.pdf

◆中小企業月次景況観測(2006年12月調査)(商工組合中央金庫)
~中小企業の景況感、一進一退。
www.shokochukin.go.jp/material/pdf/kansoku/cb2006_12.pdf

◆中小企業の景況感 ~20年の回顧(商工組合中央金庫) 
www.shokochukin.go.jp/material/pdf/special/cb06other12.pdf

◆2006・2007年度 経済見通し(2次改訂)(商工組合中央金庫)
実質GDP成長率、2006年度+1.9%、2007年度+1.9% ~息の長い回復続く~

www.shokochukin.go.jp/material/pdf/mitoshi/cb_2006_7kai2.pdf